千葉県館山市伊戸 海況情報 2021年10月10日

千葉県館山市の伊戸の海を見てきたので、その時の状況を共有する。

海の場所

千葉県館山市伊戸にある漁港食堂だいぽの隣にある磯。 伊戸港とは反対側 goo.gl

近くにシャークスポットのスキューバダイビングで有名な伊戸ダイビングサービス BOMMIEさんがある。

海の状況(浜)(13時前後)

水温(表層):25.5度 水温(海底5.1m):25度 透明度:10〜20m

海の状況(沖)

水温:21.5℃→20℃→18.7℃ 透視度:20〜30m

引用元:http://bommie.jp/archives/10125

BOMMIさんの透明度と比較すると、沖に比べて浜は、5割〜7.5割の透明度といったところでしょうか。 なので、浜の透明度が気になる方は、上記で計算してもらうが、大体当たるんじゃないかと勝手に思っています。(N=1)

海の様子

エントリー時に小魚の群れ 

カタクチイワシの子供とか? youtu.be

透明度20mあるかないか。水深5m地点

https://youtu.be/pA4f6oD28QI youtu.be

1m超えのアカエイの隠れる様子

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40〜50cm程のイシダイ

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1m程のウツボ

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タカノハダイとブダイ

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魚群

テングサ付きの岩場付近に魚の群れを見つけることができた。

磯焼けについて

平成31年3月に千葉県がまとめた資料「藻場の保全・回復に向けた取組指針(内房海域編)」の業業者への聞き取り調査によると、伊戸も含まれてる内房海域において、平成20年頃までは、岩礁の一面にアラメ・カジメ・モク類といった大型の海藻類が繁茂していたらしい。 しかし、実際に海底付近の岩場を見ても、茂ってるのはテングサくらいで、磯焼けが進行してるのかという印象を受けた。(一時的なものかどうは不明)

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まさか南房総の海がこんなにも透明度高く、さまざまな魚種に会えるとは思っていなかった。沖縄など南から流れてくる黒潮のかけらの影響はすごかった。

ちなみに↑の千葉県の資料にも記載があるのだが、南房総市岩井沖で1988年から計測されてる透明度において、年間を通じて透明度が10m未満になることがほとんど少なく、透明度が20m以上になることも珍しくないらしい。

透明度が下がる要因について言及があり、それは赤潮や河川水の流入ということだが、河川については人が川を綺麗にできれば、海も綺麗になり、透明度が上がり海藻がより育ち、魚の生活環境も改善して、より良い海となり、日本の魅力が増すのになと思った。